3年教育アンビシャスコースで出前授業を実施しました
3年教育アンビシャスコースで出前授業を実施しました
9月30日(水)、教育アンビシャスコースの3年生を対象として、佛教大学教育学部の小林隆教授による出前授業が行われました。まず1時間目には、佛教大学の学生が教育実習に励んでいる様子のスライドを見ながら、「教育実習の姿を見てどう感じたか」「3年後の自分を想像してみよう」という小林先生からの問いかけのもと、隣の席のペアで意見を交わすことからスタートしました。続いて、配付されたワークシートを使って「最近あったこと」「大学でやってみたいこと」「自慢したいこと」を箇条書きで記入し、グループワークを行いました。小林先生から、こうした自己理解を深める取り組みが大学受験の面接でも大いに役立つと説明がありました。
次に「群れ・集団・組織の違い」についてグループごとに話し合って発表する時間が設けられ、生徒からは「目標の有無ではないか」という鋭い意見が出されました。小林教授からは「組織とは『決まり・仕組み・関係性』が成り立っている状態であり、群れや集団にはそれがない」と解説があり、統率が取れている状態とは、自分たちで主体的に動いている状態のことであると教わりました。
続く2時間目には、「教育とは」というテーマのもと、小林先生ご自身の失敗談を交えながら、班ごとに「どんな先生にいてほしいか」というテーマで話し合いが行われました。すぐにアイデアが浮かばない生徒には自分の担任の先生を思い浮かべるようにと助言があり、生徒の回答からは「相談に乗ってくれる」「話を聞いてくれる」といった意見が多く上がりました。小林先生からは、教育には「教える」と「育む」の側面があり、双方の両輪が揃うことが不可欠であると説明がありました。
最後に「マズローの5段階欲求説」についての講義があり、欲求は一番下の「生理的欲求」から順に「安全の欲求」「社会的欲求」「承認(自我)欲求」「自己実現の欲求」へと続いていくものの、現代社会では土台となる下層の2つの欲求すら満たされていない家庭環境も存在するという現実について触れられ、生徒たちは教育のあり方について学びを深めていました。